2014年1月6日月曜日

回る未来犬

まわる〜

maiking of 未来犬・学

年末のお楽しみ企画として、未来犬フィギュアを制作しました。
今回はそのレポートです。

スケッチでバランスを確認し、これに基づいてまず骨格を作ります。

ここは市販のスチロール玉を爪楊枝で繋ぎ合わせて手抜き工事。
ボンドが固まったら、隙間を粘土で埋めていきます。


今回使用したのは、プルミエという軽量石粉粘土です。
粘土は表面から固まっていくので、早く乾燥させるには
薄めに徐々に持っていくのがポイントです。
頭部はフルスクラッチでいくことにしたので、内部が早く固まるよう、
爪楊枝でブスブス穴をあけながらの作業です。

胴体の方が固まるのを待ちながら、
頭部を削っては盛り、乾いては削り・・・を繰り返し、
ちまちまと形を整えていきます。


胴体の方のかたちが整ったところで、
芯に使っていたスチロールをくり抜いて
頭部の入る部分のスペースを整えます。

頭部を入れてみると、こんな感じ。
ちょっと頭が大きかったかな?

透明ドームをかぶせてみると・・・
おお、いいじゃん!

ということでボディスーツの縁の厚みを透明ドームに合わせて削り、
頭の方も位置がぴったり合うように調整しながら全体を整えていきます。

胸部のインジケータは
粘土を板状にのばして貼付け、そこから彫刻。

さて、いよいよ塗装。まずは頭部から。
学生時代から30年使っているリキテックス、さすがにもう限界だ(T_T)。
値段、高いんだよね。

まずお肌をマーズブラックで塗って、次は白目。

そして黒目。
老眼で、筆が狙ったところにビシッととどきましぇん・・・。
数回繰り返して、やっといい感じに。

次はボディ。まず、内部を黒くしてみる。
うーん、頭が内部と同化しすぎるなぁ。

少し明るくしてみたけど、なんだか中途半端かも。
ということで、最終的にはブルーにしてかなり明るめに。

そしてボディ。
本当はサフェ吹いて、磨いて、ツルツルの球体にしたいところだけど
時間もないので、
モデリングペーストでちょっとだけ表面を盛って、
ジェッソで表面を整えて、一気に平筆でドバーッと塗ってしまいました。
筆のタッチが残っているのもまぁ味わいということで(汗)。
ああ、エアブラシ欲しい・・・。

塗装が乾いたら、頭部を貼付け、ドームをかぶせて、完成!!
約3日間の突貫工事でしたが、まぁ、かわいくできたかな。
キャラクターグッズも、考えよっと。